ヨガには本当にたくさんの種類があります。

皆さんももう既にご存知かとは思いますが、
ヨガの歴史が始まってから
４０００年とも言われていてその間に色んな人が、
自分なりのスタイルを独自に作り上げました。
独自のスタイルをとっているインストラクターもいます。


ハタヨガと言われる体を動かすヨガの中だけでも
（体を動かさないヨガもたくさんあります）
アシュタンガ、シバナンダ、アヌサラ、アイアンガーヨガ
挙げたらキリがありません。





ちなみにリラックスヨガとか、
ビューティヨガとか言った名前は
勝手にヨガのスタジオが付けています。



よくどのヨガ・どのヨガスタジオ・どのヨガインストラクターのところへ行ったらよいかわからない
と言う声を聞きます。



それはもちろんの事でこれはその人が自分で色々体験して、
自分で自分に合うものを探さなければ行けません。



私は２０代前半にアシュタンガヨガを始めたのが初めてのヨガで
それから５年程はずっと同じアシュタンガヨガを続けていました。



しかし人の体も心も変化していきます。
インストラクターとして同じヨガのスタイルを一生続けて行く人もいるでしょう。
これもまた素晴らしい事です。





でも頑固になって「なんか違うかな」と思っているのに
意固地になって続ける必要もまたないかと思います。



現役ヨガインストラクターの私のヨガの実践は、
がつがつのアシュタンガヨギニ→アシュタンガが辛くなり→
ゆるゆるアシュタンギーになり→アシュタンガベースのビンヤサヨガになり
と変化していきました。




日によって練習も違います。




最近の事ですが、なんだか心がモヤモヤしてスッキリしない！と感じ
思いつきで朝シャワーを浴びながら大声でマントラを唱え
（誰も家にいなかったので）、




その後天気が良かったので庭でこれまた息を吸って吐く度に
「オーム」を唱えながらアーサナを流れるようにとり
（田舎なので隣近所に誰も住んでいないので出来るのですが・・）



常に声を発しながら誰も周りも気にせずに
したいポーズをしたいだけしました。




まぁリフレッシュできる事！
声を出す事（特にマントラの音の振動は心と体のバランスを整えます）は
何かわだかまっていたものが流れ出る気がします。



鼻歌やカラオケも同じですよね。
　


自分の意思が弱くて克服したいと思っている方は、
アーサナの順番が全て正確に決められているアシュタンガは
意思の強さとそして基本的な強さと柔軟性が確実に養われます。




本当に毎日忙しくて頭の中もいっぱいで、
営業とか体を動かす仕事の人はヨガもゆったりとした
そしてその中に瞑想を混ぜた練習がよいかと思います。




デスクワークで体を仕事で動かさない人は
逆にアシュタンガ、ビンヤサといった体をたくさん動かすヨガ、
主婦業で体がカチカチになってしまった人は
まずは体をほぐすヨガから始めてみたりするといいと思います。



それぞれのヨガによってそのヨガを確立した人の概念があります。
ヨガを学ぶ道は一生続きます。
インストラクターとして生徒さんと接する上で、こういった点を指導するのも心得の一つだと思います。


色々と体験して「これだ！」と思うヨガ流派を極めてもいいし、
また自分の体験からそれぞれの流派のいいとこ取りをしてもいいし、
ヨガの練習で間違っている事はないと思います。




いつも大事な事は、


丁寧に呼吸をして、体・呼吸を観察して
意識を今にとどめる事。




個人的考えですが、
ヨガの練習は思考の動きを抑制させる事で
思考（脳みそ）に重点に置く事から、
ハート（心臓の辺り）に意識を戻す事でもあるかと思います。



脳みそで考える事には限界があります。


何かを選択する時や迷った時に脳みそで考えるのではなく、
よく言われる事ですが「胸に手を当てて」
心が何を言っているかつまり胸の辺りで考えると、
本当に自分が望んでいる事・正しい事がわかる気がします。